POSTER

DCPRG

今は大変な時期だとは思いますが、じゃあいつ大変でなかったかというと、
それぞれの時代がそれぞれに大変だったわけで、音楽家は今まで通り活動を続けるだけ。
音楽は、人が人類になったと同時に言葉と同じくらいの速度であったもの。
人は本能だけでは生きられないので、言葉や音楽や文化がなくて生きるのは不可能。
だから、いつ必要とか、この時代に音楽家が何をディグするべきかとか、
よくわからないと言うか…いつだって必要で今後も変わらないもの。

(菊地成孔 DCPRG)

MAKING

DCPRGメイキング

「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
ジャズに軸足を置きながらもジャンル横断的な音楽/著述活動を旺盛に展開、カリスマ的な魅力を放ち続ける菊地成孔さんが率いるドープな特殊部隊DCPRGの登場です!


2月下旬、日付が変わる深夜0時。都内某所にて撮影が行われました。
実は本日4本目の撮影!ラストスパートでスタッフも気合が入ります。

中に入ると天井には大きなシャンデリアが。
須永辰緒さんもレギュラーでDJをされているというラウンジスペースは、大人の社交場!という雰囲気で、DCPRGにぴったり。
今回、残念ながら大儀見元さん(per)と、高井汐人さん(sax)は不参加だったのですが、総勢9名という、久々に大人数での撮影です!

まずはセッティング。偶然ステージにデコレーションされていたバルーンアートをカメラマンの平間さんが発見。今回はこちらのバルーンと一緒に撮影をすることに!

「ステージの上で、各々が各々の居心地の良い場所に散らばってくださ~い!」と、カメラマンの平間さん。

もちろん、真ん中の王様椅子はDCPRGでコンダクター的ポジションの菊地成孔さん。他のメンバーは菊地さんを囲みながら、探り探り自分の場所を探します。

「誰かステージの前列で寝っころがってもいいかも。」という平間さんの声に「俺、前に寝たことがあるような…。」と丈青さん(Key)。実は、NO MUSIC, NO LIFE.ポスターにはSOIL&”PIMP” SESSIONSやJ.A.Mなどでご出演頂いているので、今回で4度目となるベテランです(笑)!

写真チェックをしながら撮影が進みます。「珍しくジャケットなんて着て、キメて来てる(笑)!」と菊地さんからアリガスさん(b)へ突っ込みが入る場面も(笑)。

カラーだと少しメルヘンなイメージですが、モノクロになると華やかでありながらも重厚感がある不思議な世界観に。
丁度、ニューアルバム『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』が完成したばかりということで、撮影の合間にマスタリングの話も。順調に撮影は終了!

撮影が終わった後は、皆さん自由に撮影タイム。
キメ顔で撮影のつもりが、どうしても笑ってしまうとアリガスさんと大村孝佳さん(g)。
菊地さんと平間さんの2ショットも!

続きまして動画のインタビュー撮影へ。「個人の考えでは、音楽は、人が人類になったと同時に言葉と同じくらいの速度であったと思う。だから音楽は最初から必要で、だからいつだって必要。」と菊地さん。

今回のアルバムは、11年前にリリースした1stアルバムのセルフ・リメイクですが、RAPとボーカロイドとアミリ・バラカ(aka リロイ・ジョーンズ)の演説をフィーチャリングするなど、いつもとはガラッと違った雰囲気に。なんと菊地さんもRAPをしているとのこと! 気になるインタビューの内容は、メイキングとあわせて動画で公開中ですのでこちらもお見逃しなく!
完成したポスターは現在店頭で掲出中ですので是非ご覧くださいね。皆さん、深夜の撮影お疲れさまでした!

完成したポスターはこちら!


INTERVIEW

DCPRGインタビュー