色々なことが自分の心情とは乖離している。
でも喫煙所では煙草が吸えるし、
好きな音楽を聴きながら、車で好きな所に行ける社会は捨てたものでもない。
音楽は3分間の夢、という気持ち。
心が前向きになる助けとなれば嬉しい。
色々な音楽があれば、どれか自分に合う音楽を選べるし、
自分もその中のひとつでありたいと思う。
(細野晴臣)
MAKING
細野晴臣 & 伊賀航 & 伊藤大地 & コシミハル & 高田漣メイキング
「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
1973年に発表した1stアルバム『HOSONO HOUSE』から今年で40年、ソングライティングやプロデュースなど多岐にわたり活躍している細野晴臣さんと、ライヴセットのサポートメンバー、コシミハルさん、高田漣さん、伊賀航さん、伊藤大地さんが登場です!
4月上旬、都内のスタジオで撮影が行われました。
スタジオに向かう間は嵐のような天候で、外での撮影は出来ないかと思っていたのですが、撮影前に奇跡的に雨が上がり、青空まで!
以前は医院だった建物を、そのままスタジオとして使用しているため、1階は内装や置かれている小道具に当時の面影が。
2階は住居スペースだったようで、箪笥なども残っておりノスタルジックな雰囲気。
こちらは差し入れとして用意された、広尾の「山田屋」さんの手焼きせんべい。細野晴臣さんが跡を継ぎたい!というほど大好きなおせんべいだそう。昔ながらの素朴な味わいは、ついつい後を引いてしまう美味しさ!
最近、健康に気を遣っているカメラマンの平間さんは血圧に効果のあるお茶を飲みながら、おせんべいをつまみ食い~!
ディレクターの箭内さんのファッションチェック。種類の違う豹柄の合わせ技。「色合いは地味でしょ!」と主張する箭内さん。
エイプリルフール限定で公開したという、ニューアルバムの楽曲に合わせて細野さんが踊る(!)動画を観ながら、「撮影でどうにか踊って貰えないか…。」とスタッフで作戦会議。
みなさんの準備が整い、まずは外での撮影から。
細野さんにダメ元で踊って頂けないかお願いしてみると、「本当!?」といいながらステップをスタート。「これ難しいですね!」と足の動きと手の動きを確かめる高田漣さん。
みなさん笑顔で楽しそう!スタッフも大喜び!
途中で急に振付の変更があるため、メンバーも細野さんから目が離せません~。
細野さん自ら「カメラ見てね!1、2、3、4、ハイ!」と合図。
慣れてきたのか、メンバーの息もぴったり!
ポラチェック。「あー、いいじゃん。楽しそう!」と顔がほころぶ細野さん。
続きまして、細野さん一人のカットを撮影。
「これがいいな。」と花を一輪拾いあげて頭にのせるお茶目な細野さん。
細野さんの撮影中、他のメンバーは記念撮影。笑い声が聞こえたので、「何やってるのかなー。」と覗き込む細野さん。
室内へ移動。皆さん、細野さんを囲んでポーズ。
コシミハルさんのアコーディオンがアンティークな雰囲気にぴったり。
一人一人の立ち位置を確認しながら撮影。
先ほどの和気あいあいとした雰囲気とはガラっと変わり、落ち着いたムードに。
無事に撮影は終了!
続きまして細野さんの動画のインタビュー撮影。
「前作より2年経って年季がまた入ってきたというか、益々職人っぽくなってきているとこがありますね。なんか漆をずっと何回も塗ってるような…。」
新しいアルバムや曲作りのこと、今の世の中に対する音楽の役割などをたっぷりと語って頂きました。気になるインタビューの内容はメイキングとあわせて動画で公開中ですのでお見逃しなく!
完成したポスターは現在店頭で掲出中ですので是非ご覧くださいね!
みなさんお忙しい中ありがとうございました!
完成したポスターはこちら!