今がどんな時代なのかを真剣に考えてみればみるほど、今を生きている自分にとってはほんとうにわかりません。
今を生きながら、こういう時代、と言ってしまうことは怖いです。
過去と同じく、とてつもない数の偶然が積み重なって組み合わさっているだけで、捉えようがないと感じています。
空の雲や海の波のように思います。
音楽もそういううねりの中で人間が偶然発明したものだと思いますが、人間の思っている以上の凄みを持っている気がして、
歴史のところどころであらわれる、人間の予想を超える発展や分からなさ、
言葉にならないおもしろさが人間を助けていると思います。
そして私もその懐の深さに助けられているひとりです。
(柴田聡子)
MAKING
柴田聡子メイキング
「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
昨年リリースされた『Your Favorite Tings』、その弾き語りアルバム『My Fevorite Things』、この高い評価を得た2作品と、さらに2022年に発売された『ぼちぼち銀河』が再プレスされ1月29日にLP盤を発売する柴田聡子さんがNO MUSIC, NO LIFE.ポスターに初登場!
12月中旬、多摩川沿いで撮影が行われました。
まずは撮影スポットの確認へ。
控室となっていたスタジオの目の前に多摩川の河川敷が広がっています。
この日は東京でも早朝に初雪が観測されたのですが、それを感じさせない晴れ模様!
風が冷たく感じましたがちょうどこのタイミングは風も少なく撮影日和です!
下見も済み、控室となっているスタジオに戻ったところで柴田聡子さんの準備も完了!
早速撮影場所へ!
まずは川の目の前にある枯れ草を背景に撮影をしていきます。
眼鏡を3種類ご用意いただいたとのことで、それぞれ試しながらこの日の雰囲気に合う眼鏡を選ぶことに。
撮影→チェックを繰り返し、「ツーブリッジがいいね!」と満場一致で眼鏡が決定!
ちなみに「眼鏡は集めていらっしゃるんですか?」とNMNLスタッフが柴田さんに聞いたところ、「集めてるつもりはないんですけど、いつの間にか集まってしまっています!(笑)」とのことでした。
続いて多摩川を背景に撮影。
ちょうど太陽が傾き始めた時間ということもあり逆光に!メイキングカメラピンチ!(笑)
写真が少し見づらい部分もあるかと思いますがご了承ください…(泣)
カメラマン・新保勇樹さんから「座ってみましょうか」という指示に衣装が濡れないようにちょっと苦戦しながら座っていた柴田さんでした。
川辺での撮影を終え、続いて河川敷へ移動!
植木の隙間に入って撮影していきます。
凛々しさを感じる雰囲気です。
少しかがんで撮影も。ひょっこりかわいい!
風が出てきたので身体が冷えないようにささっと撮影をし、ポスター撮影終了!
暖かいスタジオへ戻って写真チェック。
「わあ!これいい感じですね!」「かっこいい」という声も上がり、素敵なポスターになりそうです!
インタビュー撮影準備中に、スタジオのテーブルの上を見ると2024年12月26日に発売の柴田さんの第二詩集『ダイブ・イン・シアター』の完成本が!
スタッフさんが柴田さんにお渡しする用で持って来ていたとのこと!
柴田さんもこのとき初めて完成本を見られたようで、「嬉しいなあ。すごい。」と感慨深そうに眺めていらっしゃいました。
さらにケータリングの隣に置いていたタオルを見て「これもらって良いんですか!?」と嬉しそうに手に取る柴田さん。
「ローリング・ストーンズが来日したときの札幌ドーム公演の前日に、ライブに行きたいなあと思いながら札幌のタワレコで買い物したんですよねえ」とタワレコエピソードもお話しいただきました。
準備が整ったところでインタビュー撮影!
今の時代についてやアルバムについて、2025年の目標などお話しいただきました!
気になるインタビューの内容は撮影のメイキング動画とあわせてNO MUSIC, NO LIFE.サイトで公開中ですのでお見逃しなく!
柴田聡子さん、お忙しい中ありがとうございました!
完成したポスターはこちら!