自分の一番大切なものが明確になって、じゃ自分はどうしていくべきなのかを考えた時
個人の価値観や、世の中をゼロベースで作りかえていくのが大切な時期だと思っています。
音楽はモノクロの記憶に「色」を付けてくれるようなもの。
(佐藤征史)
年齢や時代背景から、出会う音楽や音楽から受ける影響が変わるように、
音楽と人間の関係は「旅」のようなものだと思っています。
(岸田 繁)
人間が作り出したものと、人間自身が競争しているような時代。
音楽は、ものに左右されがちな「自分の本当の感情」を自覚させてくれる手段。
(ファンファン)
(くるり)
MAKING
くるりメイキング
「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
アーティストの表情とコメントで構成される「NO MUSIC, NO LIFE?意見広告」シリーズになって、遂に100作!
記念すべき1組目は、1998年10月にシングル“東京”でメジャーデビュー。10月23日に15周年記念シングル“Remember me”をリリースしたくるりが登場!
爽やかな秋晴れとなった9月中旬、1927年に開業した横浜の老舗ホテルで撮影が行われました。
西洋風の内装に東洋風の灯籠が吊るされるなど和洋折衷の優美な空間!
カメラマンの平間さんは撮影前に恒例のストレッチ。床が絨毯なのでどこまでも転がっていけそう~。
そこに燕尾服に蝶ネクタイでバッチリ決まったくるりが登場!クラシックな内装にぴったりのコーディネート。素敵です!
今回のNO MUSIC, NO LIFE? 100作記念と、くるりの15周年のお祝いということで、予め正装をリクエストしていました。
意外にも2006年7月にくるり×RIP SLYMEでご出演いただいて以来7年ぶり、単独では初登場です。
早速撮影がスタート。まずはお花を持ったカットから。
15周年のお祝いということでくるりの名曲“ばらの花”にちなんでばらを15本用意しました~。
金髪+正装+ばらで王子様のような佐藤征史さん(ba)。
パーマをかけた岸田繁さん(Vo)に「頭が大きくなりましたね~!」と平間さん。くるりとは雑誌などでも何度も撮影をしたことがあるそう。
続きまして、それぞれの楽器を持って撮影。岸田さんはテレキャスターとバンジョーのどちらが良いか悩み、シックなテレキャスターに決定。
天井が高く奥行がある空間に3人の存在感が際立ちます。
ポラチェック。「良いですね~。」「格好いい!」
スムーズにポスター撮影は終了。
続きまして動画のインタビュー撮影。
笑顔がとっても可愛いファンファンさん(tr)。実は、ニューシングル“Remember me”のジャケット写真のランドセルを背負った女の子はファンファンさんだって気が付きましたか!?
「音楽と人の繋がりって旅みたいなものかなと。自分が年齢を重ねたり時代が変わっていくと出会う音楽っていうのがあるんですよね。
音楽が世の中にどんな役割になっているか…。考えてるんですけど全然わからないんですよね。ミュージシャンなのにわからないのか、ミュージシャンだからわからないのか。わからないですね。」
「音楽って記憶に色をつけるものかなと。このポスターも白黒ですけど。自分の中で行ったことない場所でも昔の時代でも、その場所の当時の音楽がかかったりすると自分の中で勝手に色づく感じがする。息をするような。より鮮明になるんですよね。」
「人が作り出した、どんどん便利になっていくモノとそれを作り出したヒトが
競争している時代なんではないかって。そんな中、自分の気持ちや感情が左右されがちになっていて…。人の心から出るモヤモヤした気持ちを表してくれるような手段や役割に音楽はなっているんでは…。」
ニューシングルの内容や、15周年を迎えて15年前・15年後の自分に対するメッセージなどたっぷりとお話しして頂きました!
インタビューの内容はメイキングとあわせて動画で公開中ですのでお見逃しなく!
最後は確認用に撮ったポラを記念にプレゼント!
メンバー仲良くじゃんけんで選んでいました~。
完成したポスターは現在店頭で掲出中ですので、是非ご覧くださいね!
くるりの皆さんありがとうございました!
完成したポスターはこちら!