残念ながら物質主義というか、目に見えるもの、即物的なものに重きを置いた時代。
人の心の動きだったりそういうものは置き去りにされているような。
音楽は何の為に鳴るのか、聴く人達の感情を呼び覚ます為にあればいいのだと思います。
例えば、誰かと何らかの繋がりが持てた時のような心の動きを思い出す時のように。
(柏原 譲)
みんなが同じ事を考え、同じ事を共有したい幻想の中で「つながる」を錯覚している時代。
本当は、もっと大きな時の中で、それぞれが、それぞれに考え暮らし生きている。
常識だと思っている社会構造、倫理観、金融、経済、そして政治も、実は本当ではないかもしれないということに、
気づいた人、気づかぬ人、気づいているけど気づかぬふり(もしくは他人事)をしている人がいる時代。
音楽は、ただただそこにあるということが大切。
光を少し照らしたり、心を少し暖めたり、希望を見つける手伝いをしたり、
強情でなくて、少し控え目くらいに、音楽ってやっぱりそういうものでありたい。
意味付けや、価値を付加するものではなく、ただそこに存在するというもの。
(大谷友介)
(Polaris)
MAKING
Polarisメイキング
「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
昨年、約6年半ぶりに再始動を果たし、10/2にミニアルバム『色彩』をリリースするPolarisが登場!
7月中旬、都内某所のスタジオで撮影が行われました。
Polarisの新曲がかかり、スタジオ全体が柔らかな雰囲気に。
そこに、可愛らしい動物が描かれたキャンパスが、運びこまれてきました。
今回はPolarisの音源のジャケット・デザインでお馴染みのムラタ有子さんの作品を背景に撮影するということで、ギャラリーに展示されている絵を特別に持ってきて頂きました。
カメラマンの平間さんお気に入りの作品と一緒に。そっくりです(笑)!
平間さんが作品のバランスを見ながらレイアウトを細かく調整。
そこにPolarisのお二人が登場。
「サイズが小さめの可愛いシリーズですね。(ムラタ有子さんは)‘岩’とかそういうものも描かれるんですよね。」小動物の絵はもちろんですが、静かな風景や植物のモチーフも人気があるそうです。
早速撮影がスタート。
「もう少しくっついてくださいー。もっと、もっと。」と平間さん。
どんどん近づくお二人。
「近い…、ですね…(照笑)。」もの凄く恥ずかしそうです(笑)!
ポラチェック。
「かなりくっついていますね~。でもいい感じですね!」
「これ、裏で手を繋いでたらヤバいですよね(笑)!」
その一言に喰い付く、アートディレクターの箭内さんと平間さん。
「どんな感じか撮ってみましょうか!」
「これは~…、変な緊張感がありますね(笑)。」
「めちゃめちゃ、緊張しますね(笑)。」
後ろで繋がれた手は見えないのですが、初々しい空気にこちらも赤面!
「どの位照れくさいか、スタッフも周りの人と手を繋いでくださいね~!」と平間さん。
なぜかスタッフまで手を繋いで撮影(笑)。
続きまして別カット。
白いボックスのため、まるで浮かんでいるかのよう。
和やかなムードの中、ポスターの撮影は終了!
続きましてインタビュー動画の撮影。
「結構な時間が空いたので、身体も変化するし、心も変化する。Polarisを続けていた時よりは自分の作っている音楽を追求したり、純粋に楽しめるようになってきた時間でしたね。そういう意味では今面白い。違うバンドをやっているぐらいの感覚でやっています。」(大谷友介さん(Vo&G))
「前のPolarisを聴くと懐かしく感じられる。そういう自分もあったよね、みたいな。」(柏原 譲さん(Ba))
アルバムの制作や、現在の世の中のこと、大谷さんが現在活動されているドイツ・ベルリンと日本の違いなどたっぷりとお話し頂きました!
気になるインタビューの内容はメイキングとあわせてWEBで公開中ですので是非ご覧くださいね!
完成したポスターは10月中旬まで店頭で掲出予定ですのでお見逃しなく!
お忙しいなかありがとうございました!
完成したポスターはこちら!