時代は移り変わり、誰もがその途中経過の中にいると思っていました。
良きにせよ、悪しきにせよ、未来に何かがあると信じようと思って…。
でも、今は霧の中、よどんだ空気の中にいるようで先が見えない。
最近よく感じるのは、自分の心の中にあるルーツをじっくり見つめて、
そしてそこにもう一度戻ってみようっていう感覚を持っている人がとても多い、という事ですね。
(高橋幸宏)
MAKING
高橋幸宏メイキング
「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターの撮影レポートをお届け!
Sadistic Mika Band、YMO、THE BEATNIKS、pupaなど様々なバンドで活動する傍ら、ソロ活動としては、23枚目のオリジナル・アルバム『LIFE ANEW』を発表した高橋幸宏さんが登場!
5月中旬、千駄ヶ谷にある「ディクショナリー倶楽部」で撮影が行われました。
3月に渋谷区神南から引っ越しをしたばかりのディクショナリー倶楽部は食を囲んでコミュニケーションをする場としてオープンした空間。
丁度、ランチタイムだったため、美味しそうな料理がずらり。
自分の好きなものを組み合わせて定食にする食堂スタイルのレストランです。
カメラマンの平間さんがごはん抜きでおかずだけセレクトして食べているのを見て、「これはヘルシーでいい!ランチに通ってしまいそう!」とアートディレクターの箭内さんも大絶賛!
月曜日から金曜日まで楽膳家の塩山舞さんによるランチ、夜はもつ鍋も食べられますので是非!
食堂の一部にあるレコードライブラリーにはレコードやCDがずらり。DJブースもあるのでこちらのスペースでDJイベントなども開催しているそうです。
そこにディクショナリー倶楽部の代表・桑原茂一さんが登場。
音楽プロデューサー、コント作家、放送作家など、多才な活動をする桑原さんですが、日本にクラブカルチャーを広めた第一人者でもあるんです!
高橋幸宏さんと桑原さんが昔から親交があるということもあり、今回場所をお借りすることになりました。
そこに高橋さんが登場!
まずは今回の撮影のイメージを説明。
レコードの前に座っているカットから撮影がスタート。
久々の再会だったようで、「元気?最近あのお店行ってる?」などと桑原さんとお互いの近況報告などに花が咲いていました。
続いてテラスに移動して撮影。
壁板の隙間がボーダー柄のよう。そこに高橋さんが立つと急にお洒落な雰囲気に!
いつもお洒落な高橋さんですが、スタイリングは全てご自身で行われているそう。
高橋さんと一緒に写っている犬のオブジェは、ディクショナリー倶楽部の設立当初にはるばるロンドンからやってきた番犬。ボタンや時計、分度器など様々なパーツでデコレーションされています。高橋さんも気になるご様子!
最後は高橋さんが主宰するWORLD HAPPINESS 2013のキャラクター、おそ松くんのポーズで撮影!
「手のひらをもっと見せる感じで。親指は開いて…。」とおそ松くんの絵を見ながら細かく調整。どんなポーズでも素敵な高橋さん。
こちらのカットを使用したデザインは、WORLD HAPPINESSの会場でお目見え予定。乞うご期待です!順調にポスターの撮影は終了。
続きまして動画のインタビュー撮影へ。
バンド形式で収録したニュー・アルバムについてや、今年のWORLD HAPPINESSのことなどたっぷりとお話し頂きました。
完成したポスターは現在店頭で掲出中ですので、是非ご覧くださいね。
高橋幸宏さん、お忙しい中ありがとうございました。
完成したポスターはこちら!